新郎扱い(しんろうあつかい)は、新郎を集団でいじめる大韓民国の伝統的な風習である

結婚式の後で新郎が新婦の家に初めて行った時に、新婦の親戚や近所の人達が集団で新郎を取り囲み、肉体的精神的ないじめを行う。
地方によって、いじめ方が違うが、次のようないじめが行われる。
新郎の足首を縛って、逆さ吊りにして、棒で足の裏を殴り続ける。
ひどい場合には、殴られた新郎は歩くのが難しくなることもある。
また、新郎に漢詩を作れと強要し、下手だとケチをつけて馬鹿にする。
新婚夫婦の性的な事を根掘り葉掘り問い詰めたり、あれこれと質問責めにする。
宴会の金を持ってこいと言う。
などのいじめが行われる。


新婚初夜覗き(しんこんしょやのぞき)とは、新婚初夜の寝室を覗き見する韓国の伝統的な風習である。
韓国では伝統的に、新婚初夜には親戚や近所の人々が寝室の障子に穴を開けて中を覗き見する習慣があった。

覗きの習慣が生まれた理由については、早婚が盛んだったため幼い夫婦が失敗しないように見守るためであるとか、新婚夫婦を悪鬼から守るためなどといわれている。
最近では住宅事情の変化などにより、覗きは行われなくなってきている。