(高雄中央社)ペロシ米下院議長の訪台以降、台湾ではサイバー攻撃が相次いでおり、コンビニや駅内に設置されている液晶モニターがハッキングされた。行政院(内閣)は中国製の通信機器の使用を禁じる対象を拡大する方針で、蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)は7日、偽情報に団結して立ち向かおうと呼び掛けた。

ハッキングされた液晶モニターには、ペロシ氏をののしる言葉や訪台を批判するメッセージが表示された。イベントに出席した際、メディアの取材に応じた蘇氏はこれについて、偽情報を拡散し、国民の士気をそごうとする行いだと指摘。これに対処するため行政院はサイバーセキュリティーに関する会議を開いたと説明した。
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