ワイ、20年前の2chのレベルの高さに驚愕する
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カフカの「変身」をいろんな作家の文体で書くスレというのを見た
今のアホの集まりじゃこんなのできんやろ 原文
ある朝、グレゴール・ザムザが不安な夢からふと覚めてみると、
ベッドの中で自分の姿が一匹の、とてつもなく大きな毒虫に
変わってしまっているのに気がついた。固い甲殻の背中を下に
して、仰向けになっていて、ちょっとばかり頭をもたげると、
まるくふくらんだ、褐色の、弓形の固い節で分け目をいれられた
腹部が見えた。 僕は振り向いた。を色んな作家の文体で書くやつは覚えてるな
村上春樹とか お前哲学ニュースか何かかよ
わざわざ貼らなくていいよ 三島由紀夫
目が覚める前から私は自分の姿が毒虫になっているのを
知っていたように思えてならない。と言うのも、私はこの奇妙で
滑稽な事件に対してさしたる不安も恐れも抱かずに低血圧の
茫洋たる大海に浮沈しつづけるような虚ろな惑溺に陶然として
いたからだった。むしろ私が乱れるべきは、毎朝の隆々と欲望を叫ぶ
そそり立った「悪習」の因である下腹部の圧迫感が、今朝に限ってないことだった。
私は事態の侮り難さを認めた。それはいわば私の人生に課せられた「革命」
とでも名付けられる神の挑戦だった、否、私のプラトニックな性愛を砕こうとする
神の嫉妬に違いなかった。 昔はマジでインターネットの知の集合みたいな面も1%くらいはあったわ
今はないやね 江戸川乱歩
この話が私の夢か狂気の幻でなかったら、あの毒虫になった男こそ狂人であったに
相違いないのでしょう。それはある蒸し暑い朝のことでした。
呼び出されて彼の部屋をおとづれますと、彼は寝床に入ったままこう言いました。
「どうだい、面白いものをみせてやろうか。これを見たまえ。」
彼にそういわれて彼の体を見ますと何と言うことでしょう。
彼はおぞましき巨大な毒虫の体で、体はぬめぬめと黒光りし
無数の足は不気味にうごめいているではありませんか。
アッと私が声を上げますと彼は不気味に笑いながら
「どうだい、素晴らしいだろう。これが僕の理想の姿なのだ。アハハハ」 星新一
ノックの音がした。
それで目を覚ましたエヌ氏はベッドの上で首をかしげた。
うまく起きあがれないのだ。昨日酒を飲み過ぎたわけでもないし、
スポーツをしてで筋肉を使いすぎたわけでもない。
といって、昨夜遅くまで残業していたわけでもないし、
はて、何も思い当たらないのだ。
おかしな事もあるものだと思い、エヌ氏は自分の体を見て驚いた。
エヌ氏は巨大な毒虫になっていたのだ。
「これは、一体どうしたことだ?」 レス番貼れよ
何個もしょうもないレスされた中にすごいのが混じってるだけなわけ 司馬遼太郎
「むう。」
夢から覚めたグレゴール・ザムザは、毒虫となった己の姿を見た。
ここで話の筋からは離れるが、読者は、この毒虫をどういものと思われるか。
筆者は、この場合の毒虫は、甲虫の一種ではなかろうかと思う。 中島敦
夜が明けて数刻、床にて不快なるを憶え起き上がろうとするも、
節々に蟠る焦燥が俄かに異変を訴えると、己の姿が奇妙極まる
毒虫になっているのを知った。まだ夢に違いないと自嘲を含めて寝返りを
試みるがそれさえままならず、粛然と白みはじめる朝もやのなかを
勇んで出勤できそうにない自分を悟り、深く恐れた。 >>15
😊
ある程度知識を持った層の集まりやしな
しゃーない 村上春樹
話せば長くなる事だが、朝起きたら虫になっていた。 アフィでまとめさせて頂きます 当サイトは麻薬を販売しております いや初期のほうこそ便所のラクガキだっただろ
2000年頃に初めて見たとき、なんだこれって気持ち悪くなって見るのやめたもん ざっと有名どころだけでもこれだけ
他にも文豪だけでなく鳥山明風や中島みゆき風
番組次回予告風なんかもあった
どんだけ天才が集まってたんや… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています