0001風吹けば名無し
2022/08/01(月) 14:22:48.04ID:Qsz4Rib+0山口県では、県内4~5カ所に設置した「予察灯」と呼ばれる白熱灯によるカメムシのおびき寄せ調査で、5月26日から1カ月間に集めた果樹カメムシは過去10年で2番目に多く、隔年現象と関係ない斑点米カメムシも過去10年で最多だった。このため県は7月4日、果樹カメムシと斑点米カメムシの注意報を同時に発表し、農家に薬剤散布などの対策を呼びかけた。
隣の広島県でも、5カ所の調査地点のうち3カ所で、果樹カメムシの数が過去10年で最多になり、7月12日に注意報を発表。東京都では、立川市内にある調査地点で6月下旬、果樹カメムシが過去10年で1、2番目の多さとなり、7月7日に3年ぶりの注意報を出した。南多摩地域で栽培が盛んなナシやブドウなどへの影響が懸念されるという。
農林水産省のまとめによると、7月26日現在、果樹カメムシの注意報が出ているのは関東の一部と近畿以西の計18都府県で、斑点米カメムシも9道県。どちらか一つでも出したのは昨年は14県(7月26日時点では3県)だったが、今年は既に24都道府県に上る。