「イエメンで働く日本人女性医師」、元締めは58歳の男…国際ロマンス詐欺で3・9億円
https://news.yahoo.co.jp/articles/da1d0215f48512c94c94ceb606be0fb74301bbc3

海外で働く女性になりすまし、SNSで知り合った相手に恋愛感情を抱かせて現金をだまし取る「国際ロマンス詐欺」に関わったとして、大阪府警が詐欺容疑で国際手配している住居・職業不詳の森川光容疑者(58)が滞在先のガーナで身柄を確保されていたことが捜査関係者への取材でわかった。森川容疑者は旅券が失効しており、府警は帰国を待つか、捜査員を派遣するなどして逮捕する方針。
 府警は、森川容疑者がガーナを拠点とする国際詐欺グループの指示役として、男女65人から計約3億9000万円を詐取したとみている。

 府警によると、森川容疑者は2019年8月、イエメンで働く架空の日本人女性医師を名乗り、SNSで親密になった60歳代男性に「あなたに荷物を送る送料が必要」と持ちかけ、計約115万円をだまし取るなどした疑い。府警は昨年8月、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配し、今年5月に顔写真を公開していた。
 森川容疑者は18年8月からガーナに滞在していたとみられるが、外務省が旅券返納命令を出し、今年2月に旅券が失効。不法滞在状態となり、現地当局に身柄を拘束されていた。

 府警はこれまでに同じグループの送金役の日本人やガーナ人ら計15人を摘発した。


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