小原ブラス、サル痘の流行に提言「誰のせいでどう広まったかじゃなくて、どう予防するべきかを発信すべき」
7/27(水) 17:53配信
小原ブラス
 タレントの小原ブラスが27日、アシスタントとしてTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・午後5時)に出演。日本国内でも初の感染者が確認されるなど、流行が危惧されるサル痘について私見を述べた。

 この日の番組では「WHOが感染者の多くが男性の同性愛者という調査報告をしたことで差別が広がる危惧がある」と報じた記事を紹介。

 この件について聞かれた小原は自らゲイであることを公言している立場から「結局、同性愛者の人が比較的多いというのをWHOが発表してと言うのは分かるんやけど、同性愛者の方が検査に良く行くとか、そういうのもあったりするんかなと思う。なんで、同性愛者が多いのかってところまでは発表されてないから。そこが分からへんのが、どうなんかなとは思う」とコメント。

 「エイズとかの問題もあって、同性愛者の間では意識して検査するんです。今、HIVの予防薬も流行っている」と話した上で「仮に同性愛者の間で広まったことで世界に広まったとしても、同性愛者がいっぱいセックスするから世界にサル痘が広まったんやって批判するのって正しい批判なん?って、僕は思うんです」と続けた小原。

 「ゲイって言うのも自然と生まれたものじゃないですか? ゲイに生まれたくて生まれたわけじゃない。自然に生まれて自然に生活をしている。そういう人たちをたまたま標的にしたウイルスになっているというだけのことで、これで『ゲイのせいで広まった』っていうのが通用するんやったら、一時、コロナが広まった時に欧米で『アジア人がなんでも食べるから、こういうのが広まったんや』っていうアジア人差別と一緒だよねって思っちゃう」と指摘すると、「今、考えるべきなのは、誰のせいでどう広まったかじゃなくて、どう予防するべきなのかとか、そういう発信をする方が全然、有益ちゃいます?って思います」と話していた。