知的障害者の松沢くん(15)、5200万円の価値があると東京地裁が認定part2
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平成27年に東京都八王子市の障害者施設から行方不明となり、遺体で見つかった松沢和真さん=当時(15)=の両親が、
安全管理を怠ったとして施設を運営する社会福祉法人藤倉学園(東京)に約1億1400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、東京地裁であった
田中秀幸裁判長は「障害がない者と同等かそれより優れた能力を発揮する可能性があった」として、障害のない男女の平均賃金を基に約5200万円の支払いを命じた。
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https://eagle.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1658745015/ 松沢さんが生きていれば得られるはずだった「逸失利益」の算定方法が争点だった。両親側は障害のない男性の全年齢平均賃金を基礎に約7400万円と算定すべきだと主張。
施設側は逸失利益はなく、あっても福祉的就労で得られる額を基にすべきだと反論していた。
田中裁判長は、障害者雇用促進法や障害者雇用を推進しようとする社会情勢に触れ「国の障害者雇用施策は大きな転換期を迎えようとしている」と指摘。
単に一般企業で就労する可能性を否定するのでなく「個々の障害者の能力を検討し、一般就労が可能か判断するべきだ」と判示した。
その上で、松沢さんが特定の分野で高い集中力を持っていたことを評価。現状の健常者との就労格差を踏まえ、障害のない男女の19歳までの平均賃金を採用し、
逸失利益だけで約2200万円と算定した。これに慰謝料などを加えた。
障害者の逸失利益をめぐっては、平成21年に最低賃金を、27年には平均賃金を3割減とした額で算定する判決が出ていた。
判決後に会見した代理人の坂本千花弁護士は「平均賃金の10割を認めたのは大きな前進で画期的な判決」と述べた。
父の正美さんは「息子の発達の可能性などを判決に組み入れてくれ納得している。今後のよい裁判例になれば」と話した。 お父さんのページによると
2015年9月4日、知的障がいの息子松澤和真が、預けていた障害者入所施設から行方不明になり、高尾山の登山道で遭難、11月1日に麓の沢で遺体で発見されました。
身元が確認され、通知されたのが、翌年1月4日でした。
対面できるまでに、事故発生から4カ月かかりました。
行方不明の原因は、入所施設の業務上の過失で、本来施錠していなければならない扉が施錠されず、ガードもされていなかったことと、そのことが原因で1人の子供が出てしまったことを認識していたにもかかわらず点呼を取らなかったことでした。
点呼を取らなかったこと以外にも、複数の職員が安全配慮義務にもとづくルールを守らず、幹部職員(現学園長と主任)の執務室に録画装置を設置していた防犯カメラの不具合を放置していたことが挙げられます。
事故は発生してから1時間以上も発覚せず、又、防犯カメラで直ぐに確認できなかったため出てしまったこともわからず、敷地内を捜すのにさらに1時間かかり、警察への通報には2時間以上も経過していました。
通報が遅くなり、警察犬も後をたどることができなくなりました。
防犯カメラの解析が遅れ、出て行った時の服装も誤って伝えられました。
中略
行方不明の時点から、施設を監督する東京都に調査を求めました。
調査の結果が通知されたのは、遺体の身元が確認された翌年でした。
東京都は施設の過失を認めましたが、改善指導にとどめ、行政処分はしませんでした。
だって この時期に2ヶ月経ってから見つかったらほぼ骨だったのか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています