北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故から3カ月たった今も、カズワンと同様にウトロ漁港(斜里町)を拠点に観光船を運航する業者は苦境に立たされている。「海」と「陸」から世界自然遺産を体感できる観光船と自然ガイドツアーの2本柱で誘客を進めてきた現地の観光業全体も打撃を受けた。
夏休みに入っても、柱の一つが受けた傷が癒える見通しは立たない。一方、海上保安庁は、カズワンの運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長から断続的に事情を聴くなど捜査を続けている。

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