国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は20日、日本経済新聞とテレビ東京の共同インタビューで、歴史的なインフレなどから「世界景気は後退の懸念が強まっている」との認識を示した。26日に公表する世界経済の成長率見通しを4月より下方修正すると述べた。各国はインフレの対処とともに景気への目配りを迫られるが、米欧とロシアの対立で協調は難しい。世界経済は強いリスクにさらされている。