戦後1955年にA級戦犯たちにしたインタビューより

荒木貞夫大将「(アメリカが)勝ったとは言わせないですよ、負けたとは私は言わん。まだやって勝つか負けるか分からんですよ。あの時に上陸してご覧なさい、私後で研究したけれどもあの時の上陸の第一回はタタラ浜と同じことやってるですよ
兵力から言ってもあれ九州から上がってくる事になってますがね、九州とにかくやったならば血は流したかもしれんけど惨憺たる光景を敵軍は受けたと私は思うね。
だから敗戦とは言ってないよ終戦と言っている、それを文士やらなんやらがやせ我慢して終戦と言わんで敗戦じゃないかと言っている。そりゃ戦を知らない者の言ですよ。簡単な言葉でいやあ負けたと思うときに初めて負けるんだと
負けたと思わなけりゃ負けるもんじゃないという事を歴戦の士は教えてるものね。さらにこの戦争はアメリカのルーズベルトの野心による誘導に日本が落ちたんだと、これを侵略国などというのは私は当たらないのだと、これは私はいくらでも議論する余地を持っています。」