南アルプス・聖岳で行方不明になった男性、1週間後に自力で下山…野草など食べサバイバル
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220717-OYT1T50153/
長野県警飯田署は17日、南アルプス・聖岳(標高3013メートル)で、
今月9日に入山して行方不明になっていた長野県飯田市、公務員の男性(60)が自力で下山したと発表した。
南アルプスの南岳付近から望む聖岳(2008年7月、井川観光協会提供)

男性は、1泊2日の予定で単独入山したまま下山せず、連絡が取れなくなり、
県警山岳遭難救助隊や同署のパトロール隊などが捜索を続けていた。

同署によると、男性は道に迷い、手持ちの食料や野草を食べて約1週間を山中で過ごした。
16日午後10時頃に下山して、職場の同僚に連絡。
同僚が消防に救助要請して飯田市内の病院に搬送されたが、けがはなかったという。