安倍晋三元首相(67)が奈良市内で演説中に銃撃されて死亡した事件で、安倍元首相の後方の警護を担当していた警察官が「道路を走る自転車などに気を取られ、容疑者に気づかなかった」と奈良県警などの調査に説明していることが捜査関係者への取材で判明した。

 山上容疑者が安倍元首相に近づいた際、後方担当の警察官は道路を通り過ぎる自転車などを注視しており、発砲音がするまで、銃を構える山上容疑者に気づかなかったという。

 警備にはSPのほか、奈良県警の数十人の警察官が当たっていたが、大半は聴衆の多い前方を警戒していた。


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