■長谷川博己「何とも言えない感動があるなって思った」

舞台あいさつでは、長谷川が作品を最初に見た時の感想について「後半からこの人(雄司)がなぜ水を克服したいのかが分かってきてからサスペンスに感じて。僕は基本的にサスペンスが好きなので、結末を知っていながらもわくわくしてすごく楽しんで見れました。そして、終わった後にふわっとした何とも言えない感動があるなって思ったんです」とコメント。

しかし、その自身の言葉に「自分でこれを言っちゃ駄目だな(笑)」と苦笑する場面も。

また、撮影を振り返り「(監督が)『最初の方は喜劇的に演じてほしくて、そこから映画的なシリアスさに変わるので、そこのメリハリを大きくしたい』というお話を最初にされていたんですけど、作っていく上で『ここまでやり過ぎると、後半に行きづらくなるね』ということで、(喜劇的な要素を)調整しながら作っていった感じですね」と明かした。

◆取材・文=原田健

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