勤務先の福岡県小竹町のシステムに不正侵入を繰り返し、自身に関するデータを改ざんするなどした疑いが強まったとして、
福岡県警が同町の30代の女性職員について、不正アクセス禁止法違反などで逮捕状を取ったことが捜査関係者への取材で判明した。
年次有給休暇の記録を消去するなどしていたとみられる。県警は6日にも女性職員を逮捕し、動機を追及する方針。

捜査関係者によると、女性職員は数年間にわたり、町のシステムへの不正侵入を繰り返し、過去に取得した年次有給休暇の複数のデータを消去するなどしていた疑いがあるという。

関係者によると、女性職員は3月、公務中に町役場内にある労働組合の鍵付きの個室を無断で使用し、20代の男性職員と密会していたことが発覚。
町が地方公務員法上の職務専念義務違反に当たるとして内部調査したところ、今回の不正アクセスの疑いも浮上し、県警に相談していた。
県警は5月に役場内を捜索し、裏付け捜査を進めてきた。
https://mainichi.jp/articles/20220705/k00/00m/040/356000c