安倍元首相銃撃 自作銃、18弾発射可能か 類似5丁を押収

奈良市で街頭演説中だった安倍晋三元首相(67)が銃撃されて死亡した事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された山上徹也容疑者(41)宅から
奈良県警が5丁の手製拳銃のようなものを押収していたことが捜査関係者への取材で判明した。
いずれも安倍氏の銃撃事件に使われた手製拳銃と似ており、県警は山上容疑者が周到に準備して事件に及んだとみて、押収した手製銃器類の製造経緯や殺傷能力の有無などを調べる。

 捜査関係者によると、事件現場で押収された手製拳銃の銃身部分は複数の金属筒をテープのようなものでまとめた構造だった。銃身の長さは約40センチだった。

 事件を受けて8日夜に行われた山上容疑者宅の捜索では、他に手製拳銃のようなもの5丁が押収された。一部は室内にむき出しの状態で置いてあったという。事件で使われた手製拳銃といずれもよく似たサイズで、県警は火薬類も押収した。

 山上容疑者は、銃身が3本の銃は1本の金属筒に6発ずつ弾を込めることが可能で、計18発の弾が発射できる、と説明しているという。

(以下ソース)
https://mainichi.jp/articles/20220709/k00/00m/040/175000c