女性は口に入ったとたん、あたかも多数の甲虫が舌を噛んでいるような痛みに襲われたと語っている。あまりの痛みに女性はすぐさま口の中のものを吐き出したが、吐き出した後も口の中にたくさんの虫がうごめいている感じは消えなかったと話している。
こうなったのは女性の下ごしらえ方法に問題があった。女性はイカの内臓を除去せず、わずか数秒熱を通しただけで食べていた。
イカのオスには莢(さや)と精子が組み合わされた、精莢(せいきょう)という生殖器官があります。この精莢をメスの体内に刺すことにより交尾が成立します。精莢はカプセル状になっていて、中に精子の塊が入っています。
ミサイルのように発射される精莢は、先端が釣りバリのカエシのような鍵状になっていて、刺さると抜けない仕組みになっています