乙武氏は5月19日の出馬表明時には「あきらめなくていい社会を実現したい」と意欲を語り、公示前の6月19日に5つの「あきらめない」(育てる、福祉、経済、東京、多様性)を掲げた政策を発表していた。

 追加で発表した緊急政策は、(1)電気代・携帯料金の1年無償化、(2)子どもに年間100万円支給、(3)福祉・デジタル・グリーンで賃金400万人を100万人創出の3つ。いずれも選挙戦の中で寄せられた声を集約したとし、「実現不可能なものではない」と語った。