日本人「ローマ字」外人「www」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
エアプやな
ローマ字の概念すらわからへんぞあいつら >>8
ワイは>>7を信じるからお前は嘘つき認定や
嘘つきめ DWCLA 同志社女子大学 Doshisha Women's College of Liberal Arts,Founded in 1876
English
検索
MENU
HOME 研究活動教員によるコラム5月20日は「ローマ字の日」
5月20日は「ローマ字の日」
2020/05/12
吉海 直人(日本語日本文学科 特任教授)
「ローマ字の日」があることをご存じでしたか。私は最近になって知りました。といってもそんなに古くからあるものではありません。大正11年5月20日に日本ローマ字社が設立されたのを記念して、昭和30年に制定されたものだからです。
せっかくなので、ローマ字について少しだけ勉強しておきましょう。もちろんみなさんはローマ字書けますよね。これは漢字・かなに続く第3の日本語表記ともいえます(漢字では羅馬字)。特に国際化が進んだことで、パスポートを含めてローマ字表記を求められることが最近増加してきました。
かつてローマ字を覚えたての幼い私は、英語との違いなどわからず、ローマ字で書けば外国人にも意味が通じると本気で思っていました。それが心に残っていたためか、若い頃は何で日本人がローマ字で自分の名前を書かなければならないんだ、とやや批判的でした。しかし外国人にしてみれば、人名や地名の発音が一目でわかる非常に便利なものだったのです。どうやらローマ字というのは、日本人が必要だったのではなく、西欧との関わりの中で西洋人のために生み出されたものだったようです。
そもそも私たちが使用しているのは英語のアルファベットなのに、何故ローマ字と称するのでしょうか。それは日本語なのに漢字と称していることと無縁ではないかもしれません。ローマ字というのは、古代ローマ帝国で用いられていたラテン文字のことです。英語はそのラテン語から派生しているので、そのままアルファベットを使用しています。なおアルファベットの語源は、ギリシャ語のα(アルファ)・β(ベーター)でした。
日本で最初にローマ字が使用されたのは、古く室町時代のことです。例によって交易を求めてポルトガル人がはるばる日本にやってきました。それに便乗してイエズス会の宣教師達が布教のためにやってきます。彼らは日本語を習得する手段として、日本語をローマ字で書き取りました。日本人も英語に読み方をかなで振ったりしますよね。その教科書として活版印刷機で刷られたのが、ポルトガル式ローマ字で書かれた『天草版伊曽保物語』(イソップ物語・1593年)であり、『日葡辞書』(1603年)だったのです。これは今となっては、当時の日本語の発音を知る上で非常に貴重な資料とされています。
しかしながら、日本はキリシタンを禁止し鎖国政策を取ります。そのためローマ字は途絶えてしまいました。長い鎖国を経て、江戸時代末期になると、再び西欧諸国との交易が行われます。そこで登場したのがいわゆるヘボン式でした。アメリカ人宣教師であるヘボン(「ヘップバーン」です)は、漢字とかなで表記された日本語の習得がやっかいなので、簡単にできる英語風ローマ字表記を推奨しました。安政五年(1867年)のことです。これこそ外国人のための日本語表記だったのです。んやね かつてローマ帝国で使用された文字ということからこの名が生じた。しかし、ローマ時代の言語はラテン語であるから、これを表記する文字はラテン文字といわれる。アルファベットの起源は、遠くエジプト文字までさかのぼることができる。 「ち」を「ti」って表記するやつ嫌い
「じ」を「zi」ってのも ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています