https://news.yahoo.co.jp/articles/c11a74db56584bd4dbae2061deaa32c612b9c13f?page=2
■電力不足の地域にEV 新たな取り組み 1台で4日分節電

電力不足が続くとみられる中、EV=電気自動車を使った新たな取り組みがきょうから始まりました。

EVカーシェアリングを行う レクシヴ担当者
「車の底の部分に大きな蓄電池を積んでいまして今、放電というのがついているが、電気自動車から建物に電気を放電しているということになります」

「放電」とは、建物に電力を送ること。EVのカーシェア事業を行うこの会社では、電力会社から要請を受け、電力がひっ迫する夕方などにEVから電力を供給。地域の電力不足を補う役割を果たしています。
EVには日中、太陽光など再生可能エネルギーから優先的に充電しています。

この日は小田原・箱根エリアの計4か所で午後3時から3時間、電力を供給。地元のビール醸造所や店舗などで使われていました。

EVカーシェアリングを行う レクシヴ担当者
「(EV)6台だったら6軒分、(1万台なら)1万の家が完全に節電したのと同じような効果を生むことができる」

車1台で平均的な家庭の最大3~4日分の電力をまかなえるといいます。