俺「今日も一日寝て過ごしちゃったw」天使「どうしてですか?」
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俺「これは俺にだけ見える内なる俺の具現化…!」
天使「人は喜びを得るために生きていると言っても過言ではありません」
天使「一日という時間があれば、友人と遊んだり、趣味を探したり、スキルアップしたり、なんでもできる時間ですよね?」
天使「どうしてあなたはただなんとなく惰眠に当ててしまったのですか?」
天使「とても非合理的ではないですか?」 ワイ「人間とは意識せずとも最良の選択をする生き物です、つまり今日のワイに必要だったのは怠惰な睡眠だっただけです」 俺「別に、休日毎日遊びに行きたいなんてガキじゃねえし…」
天使「恋人でも探せばよかったのでは?」
俺「いや、俺なんか…」
天使「普通に身なりを整えればできますよ。あなた、卑下してるほど人並み以下ってわけでもないのに」
天使「少なくともやってから言えばいい」
天使「褒めてるわけじゃないですよ。ただなんとなく頑張らなくていい理由を探してるだけですよねって話です」
俺「……」 天使「無味乾燥になんとなく働いてなんとなく寝て死にたいんですか?」
俺「そんな…」
天使「宇宙が生まれて数百億年」
天使「あなたの自我が存在するのはその内ほんの百年足らずなのに、何もしないで後悔まみれで無へと帰っていいのですか?」
俺「……」
天使「私知ってますよ、あなたが自己顕示欲と劣等感塗れで、その癖世の中馬鹿ばっかりだって見下してること」
天使「孤高を気取ってるくせにタナトフォビアに陥って、毎晩毎晩死にたくない、世界からいつか一切の痕跡を残さず消えることが耐えきれないって子供みたいに怯えてること」
俺「やめろよ…やめろよ」
天使「責めてるわけじゃありませんよ」
天使「じゃあもっと頑張ったらいいのにって思ってるだけです」
天使「非合理ですよね?」
天使「どうして自身の恐怖や欲を蔑ろにしてただ無意味で不健康な惰眠を選ばれたのですか?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています