0001風吹けば名無し
2022/07/02(土) 17:44:24.69ID:g3bnMK/p0「1個でいいや。部活きついと食べられんけん」
その朝、弁当について母とそんな会話を交わした長男は、生きて帰ってこなかった。大分県立竹田高で起きた剣道部主将熱中症死亡事故。今夏、十三回忌を迎えた両親はこれまで、司法の場で指導者の責任を問い続けてきた。その思いは、スポーツ指導での暴力への厳罰化という形の抑止につながっている。
練習は午前9時から始まった。剣道場には顧問と副顧問がいた。基本練習をし、午前10時ごろに給水。各自、コップ2杯程度の水分を取った。この部では日頃から、「次の練習に響かないよう水分摂取は少なめに」という誤った認識が植え付けられていた。
午前10時半ごろから打ち込みが始まり、トイレに嘔吐しにいく部員が現れ始めた。吐き気は中度の熱中症の症状の一つだ。しかし、顧問は戻ってきた部員を案ずるどころか、腰を竹刀で3発ほどたたいた。
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