Facebookによる中絶擁護者の排除・検閲と、米民主党による“検閲”へのアシスト


昨日、Motherboardのジョセフ・コックスとジョーダン・ピアソンは、中絶薬の郵送を申し出たユーザのアカウントを凍結し、中絶薬は郵送可能だと主張する投稿を削除していると報じた。以下は、デジタルライツ団体 Fight for the Futureのキャンペーン&コミュニケーションディレクターのリア・ホランド(they/she)の声明である。

「抑圧的な出産強制法に基づく訴訟をおそれたためか、Facebookは中絶薬を必要とする妊婦に中絶薬を送付すると投稿した人々を凍結している。

(郵送しても良いはずの)中絶薬は、ロー判決撤回後の状況において極めて重要な役割を果たす。この簡便、安全かつ有効な薬は、中絶が現在または近い将来に犯罪化される20以上の州に住む妊婦の命を救い、生殖の自己決定権(reproductive autonomy)をある程度は回復させるものである。

昨夜、私のInstagramアカウントで、「暴力的または生々しい」とされた画像が検閲されているのに気づいた。年齢確認ボタンをクリックすると、その画像は「中絶は人権である」と書かれたアムネスティ・インターナショナルの抗議プラカードを掲げた手の写真であった。