俺「ああ、帰るといってももちろん一時的にだ。始業式には帰ってくるよ」

桜「う、うん………」

俺「それと………お前の誕生日を一緒に祝ってやれなくてすまない」

桜「えっ、い、いいよ私の事なんて……」

俺「そんな泣きそうな顔で言われてもな……だからほら、先に用意しておいた。」

桜「あれくすあ……な、なんて読むの?」

俺「まぁ、そんなのは気にしなくていいから」

桜「……カチューシャ?」

俺「ああ。そこまで高いものじゃないが、受け取って欲しい」

桜「…………」

俺「さくら?」

桜「ありがとう……ありがとう小狼君!大好き!」ギューッ

俺「な、なんだった今の間は……」

桜「だって嬉しくて言葉が出なかったんだもん………てへ」

まぁなんにせよ笑ってくれてよかった