メスガキ「絵やめたってほんと？」 ぼく「あんなのは子供の頃の遊びだし🥺」
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ぼく「それよりも昨日テレビで観たよ、凄いねメスガキちゃんは🥺」
メスガキ「あんたに憧れて絵を描き始めたのに」
メスガキ「……もう一度ザコハゲの絵見たいよ」（ｸﾞｽｯ）
ぼく「…そんなに言うなら来週の市のコンクールに参加するよ😅」
メスガキ「ほんとっ！！！ふ、ふんっ！！久々だからって手は抜かないよ♡」
〜3日後〜
親「食事位とったらどうだい？食べ物も食べず眠らずで絵を描き続けて少しは休憩しないと」
メスガキ「駄目っ！！！あいつが絵を描くんだ！！寝てる暇なんてない！！」 〜コンクール当日〜
審査員A「大賞は」
審査員A「メスガキさんです！！おめでとう！！！」
メスガキ「え……？ザコハゲの絵は……？」
審査員A「あぁこれですか？ん〜〜、独特とは思うけどね、ねえ？」
審査員B「基本がまるでなっていませんね、絵画をバカにしている」
ぼく「ま、こんなもんだよね🥺」
メスガキ「ふざけんなっ！！！！！この絵の価値が分からないなんてあんたらに審査員の資格なんてないっ！！！！」
審査員A「…やれやれ、天才少女と聞いていたがただの色に狂ったメスガキじゃないか」
審査員B「さっさと帰りたまえ」
ぼく「帰ろ🥺」
メスガキ「でも…でも…」
ぼく「ぼく嬉しかったから🥺」 〜後日〜
老人「やぁ」
審査員Ａ「御老公様っ！！！こんな市のコンクールにわざわざ！」
老人「いやね、目をかけてた天才が久々にコンクールに出展したと聞いてね。じっとなんてしていられないよ」
審査員Ｂ「えぇ、これですよ御老公。日本に戻って来てるんですよ今だけ」
審査員Ａ「よく彼女ほどの天才がこんな規模の小さいコンクールに出展してくれたと驚いているんですよこちらも」
老人「……ん？」
老人「いやこれじゃないよっ、あ、そうそうあれだよあれ」
老人「圧巻の一言に尽きるな彼の独特の世界観は……！」
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