https://www.jiji.com/jc/article?k=2022060600860&g=pol

しかし、国民は物価高対策を盛り込んだ2022年度補正予算に賛成した経緯から「内閣不信任には付き合えない」(幹部)と異を唱える。維新も「岸田内閣は何もしていないから不信任という気持ちにならない」(馬場伸幸共同代表)と慎重だ。
 細田氏への不信任案に関しても、国民の玉木雄一郎代表は6日の記者会見で「週刊誌報道だけで不信任を出すのはどうなのか」と疑問を呈し、維新も同様の立場だ。
 一方、共産党の小池晃書記局長は6日の会見で「岸田政権は信任に値しない内閣。衆院議長は国権の最高機関の長として資質も資格もない」と厳しく批判した。
ただ、立民は昨年の衆院選の敗北を踏まえ、共産党との共同歩調が際立つ事態は避けたいのが本音。ある立民関係者は「また『立憲共産党』と言われる」と漏らした。