TBSは、1997年から放送を続けているテレビ番組「SASUKE」が「近代五種」競技のひとつとしてオリンピック競技になる可能性があることを発表した。

近代五種については、2024年のパリ五輪後に「馬術」を外し、新たに「障害物レース」を試験導入すると国際近代五種連合(UIPM)が発表していた。UIPMによると、障害物レースの五輪競技化にむけてロビー活動を展開してきた国際団体「World Obstacle」との共催で、2種類の障害物レースをテストする予定だという。

そして、本日6月27日・28日の両日、トルコの首都アンカラで行われる「近代五種ワールドカップ・ファイナル」後のテスト大会にて、SASUKEの番組セットを使用できないかとTBSにオファーがあったとのこと。TBSもこれに協力することで合意し、実際にフランスやポーランドなど、ヨーロッパでの現地盤収録で使われている番組セットがこのテストで使用されることになった。「Wall Flip」「Parallel Pipes」など、4種類のセットが使われる予定だ。

今後は、アンカラ大会を含め複数回行われるテストを経て、12月のIOC理事会で正式競技として採択されたら、2028年ロス五輪から「SASUKE~Ninja Warrior~」がオリンピック競技になるかもしれないという。

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