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『日本書紀』神代下

「然も彼の地に、多に蛍火の光く神、及び蠅声す邪しき神有り。復草木或くに能く言語有り。

故、高皇産霊尊、八十諸神を召して集へて、問ひて曰く、「吾、葦原中国(日本列島)の邪しき鬼を撥ひ平らけしむと欲ふ。・・・・」

訳)
葦原中国[アシハラノナカツクニ](日本列島)には、蛍火が輝くように多くの神、蠅のように小うるさい邪神がたくさんいて、草木すら喋るような所だった。
そこで高天原に居たタカミムスビは、部下を派遣し、日本列島にいる邪神達を駆逐し平定しようとした。