東京電力パワーグリッドが公表している「でんき予報」によりますと、きょう午前10時現在の電力使用率は95%で、予備率は5%程度と「厳しい」状況が続いています。

東京電力のエリア内の使用率のピークは午後4時半から午後5時の間で電力供給の余力を示す「予備率」は1%と「非常に厳しい」見通しです。予備率が3%を切ると電力の安定供給に支障が出る可能性もあるため、一日のうち、この時間帯は特に注意が必要です。

大手のコンビニエンスストアでは店頭で販売する揚げ物の仕込みを前後の時間に振り分けたり、トイレの便座ウォーマーの電源を切ったり、給湯ポットをなるべく1台で運用するなど節電に協力する予定です。

電力需給ひっ迫注意報が出るのは今回が初めてで、東京電力は午後3時から午後6時の間は熱中症にならないよう冷房等を使用したうえで使っていない照明を消すなど、無理のない範囲でのできる限りの節電を呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8db61c7db977d54027e61367e22ad1a1695c56e5