23日開かれた緊急会見で、尼崎市は全市民46万人分の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと明らかにしました。USBメモリーには全市民46万人分の住民基本台帳の情報のほか、生活保護受給世帯や児童手当受給世帯の口座情報などが含まれていたということです。

6月21日、臨時特別給付金を支給する業務の一部を委託されている業者が、
データを移し替える作業のためUSBメモリーを持ち出していました。

担当者は作業終了後、大阪府内の飲食店で飲酒をしていました。 
同僚と別れた後、路上で寝てしまい、翌日未明の2時過ぎに目覚めた際に、
USBメモリーの入ったカバンごとなくなっていることに気づいたということです。