デジタル教科書使った授業、中学生ら4割で「目の疲れ」…「昼間に眠く感じる」も4割

24年度のデジタル教科書の本格導入を目指す文科省は昨年度、約1万2200校で実証事業を実施。21年10月~22年2月にデジタル教科書の使用状況や効果、課題などのアンケート調査を行った。小中学生約6万5000人、教員約3万6000人が回答した。

調査によると、デジタル教科書や学習用端末を使った授業の後、目や首、肩に疲れや痛みを感じたのは、小学校低学年で2割以上、「目の疲れ」は3割近くに上った。中高学年と中学生では4割前後が疲れや痛みを訴えた。いずれも4割が「昼間に眠く感じる」と答えた。

一方、教員が授業でデジタル教科書を使う割合は低く、5割超の教員が「使わない週もある」と回答。「週に60分より長い」は2割弱にとどまった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/77e938082bbba7c4fc34f7d53ab7604542aa713f