0001風吹けば名無し
2022/06/21(火) 23:01:52.83ID:bPxcwkqr0東電は5月23日、1、2号機間にある直径30センチ、長さ135メートルの配管のうち、約12メートル分の切断撤去に成功。配管は2011年3月の事故時に両基の原子炉にたまった汚染蒸気のベント(排気)に使われ、内部がどのように汚染されているかを調べることで事故の状況把握につながる。
規制委事務局の原子力規制庁によると、分析に使う配管の一部(長さ約5センチ)には上下左右の位置関係を示す印が付いておらず、東電側の説明も人によって示す位置が食い違っているという。どのような状態で現場に設置されていたかが分からないため、正確な分析が難しくなった。
20日の会合で、規制庁の担当者は「サンプルの意味がない。どこから取ったか分からないというのは、とてもさみしくて悲しい」と述べた。東電の担当者は「今後は、配管自体にペイントできないか検討する」と釈明した。
配管は計135メートルで26分割して撤去する。10日に2本目の切断作業が始まったが、切断器具が配管に食い込み動かなくなるなど不具合が続き中断。東電は手法を再検討している。(小野沢健太)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/184797