彡(ﾟ)(ﾟ)「見ただけで敵の強さがわかる奴って何が見えてるんや？」
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彡(ﾟ)(ﾟ)「なあ原ちゃん、《殺人鬼》狩りなんてつまんねえことやめてガールズハントに行こや」
＼＼＼
(⌒＼ ／⌒ヽ
＼ ヽヽ(#´・ω・) 「バカたれ」
(mJ ⌒＼
ﾉ ∩ / ／
（ | .| ( )( )ミ
／＼丿 | つ ミ 「ごめんなさい」
(___へ＿ノ ゝ＿＿ノ
（´・ω・｀）「ただでさえ、ムカつく状況なのに。お兄ちゃんの相手をしていると余計に腹が立つよ」
（´・ω・｀）「能力を使って、能力者、一般人問わず殺しまわっているサイコパスくそ野郎」
（´・ω・｀）「通称《殺人鬼》。ぼくたちが、その殺人鬼を追い始めて既に6日も経つんだ」
（´・ω・｀）「その間も被害者が増え続けていることに、お兄ちゃんは何も感じてないの？」 彡(ﾟ)(^)「ガールズハントがダメならヤンキー狩りならどうや？」
彡(^)(^)「ストレス発散にイキり散らかした奴らを投げ散らかそうや」
（´・ω・｀）「土地勘があるだろうと、連れてきたけど」
（´・ω・｀）「こんなことなら、お兄ちゃんは置いてくるんだったよ」
（´・ω・｀）「それどころか、お兄ちゃんを仲間に引き入れたことすらも本気で後悔し始めている」
あの雨の日、大勢の武装ヤンキーに囲まれ半泣きだったお兄ちゃんを。
「義を見てせざるは勇無きなり」とボクが助け出した。
放っておけばタダでは済まなかっただろうが、こんなアホなら放っておけばよかった。 ちょうど、お兄ちゃんを助け出したのもこの辺りでのことだった。
お兄ちゃんの言う『いきり散らかした奴ら』というのは、件の武装ヤンキーたちのことだろう。
新しく手に入れた能力で、ヤンキー相手に無双して優越感に浸りたくてたまらないのだ。
（´・ω・｀）「能力を一般人相手に使うなんて三下がやることだよ」
彡(-)(-)「へいへい、三下がやることね。わかりましたよ」
チラリと視線を落とすと、お兄ちゃんは不服そうどころか下卑たニヤケ面を晒していた。
/бヽ/бヽ
./ / /二ミﾍ
人_ _入_ _ノ ヾﾐﾐミミ
_＿＿／ ﾐミミﾐﾐ
ヘ、 ヾﾐミﾐミ ひひひ
￣ヽ─〜〜-〜-ヽ ヾﾐﾐﾐミ
__＿ノ´ ヾﾐﾘミﾐミ
＜￣￣ ＿＿ ヾミミｯミミ
￣￣ ＼ ヾミミﾐミミ （´・ω・｀）（言葉とは裏腹に、ぼくの監視が解ければ好き放題にやるつもりだ）
（´・ω・｀）「お兄ちゃんねえ―――殺気！？」
叱責をくれてやろうとボクが口を開いた瞬間、突如、周囲の空気が張り詰めた。
首筋の当たりに、ピリピリと微弱な電気が流れるような感覚。
ゆっくりと後ろを振り向くと、そこには念願のサイコパスくそ野郎が立っていた。
(◆'ω'●)
黒と白のチェック柄に、赤や黄色といった派手な色合いを全身に散りばめたピエロの衣装。
その両手には、刃が大きく湾曲した剣が一振りずつ握られている。
（´・ω・｀）「どうしてこんなに目立つ奴が、なかなか見つからなかったんだろう」 殺人鬼は、ニタニタと不気味な笑顔と共に強い殺気をこちらに向けている。
ボクに遅れて、その殺気に気付いたお兄ちゃんが歓喜の声をあげた。
彡(^)(^)「うっひょー！ やっと見つけたぜ殺人鬼さんよお」
一歩前に出ようとするお兄ちゃんを、ぼくは右手で制した。
彡(ﾟ)(ﾟ)「なんや原ちゃん」
額に、冷たい汗がにじむ。指先が震え、全身に鳥肌が立つ。
私の全ての感覚器官、野性的本能が告げていた。
目の前の殺人鬼は強敵であると。正直に言って、勝てる気が1ｍｇも湧かない。 （´・ω・｀）「ここは食い止めるから、お兄ちゃんは仲間を呼んできて！」
彡(ﾟ)(ﾟ)「なんでや。せっかくの獲物や二人でやっちまおうや」
（´・ω・｀）「―――奴は強い」
彡(●)(●) 「そんなのやってみなきゃわかんねえやろ！」
ボクの制止を振り切り、お兄ちゃんが殺人鬼へと躍りかかる。
ズタズタに切り裂かれる服、潰される両手両足、吹き上がる血しぶき。
止めることのできなかった殺人鬼の殺戮ショー。
目の前に広がる無残な光景に、ボクは口を閉ざし目を伏せることしかできなかった。 ◆
彡(ﾟ)(ﾟ)「見ただけで敵の強さがわかる奴って何が見えてるんや？」
（´・ω・｀）「難しいこと聞くなあ」
彡(-)(-)「難しいから聞いているんやで」
彡(ﾟ)(ﾟ)「ほら、漫画とかでよくあるやん。強敵が発するオーラにビビるやつ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「強敵の背後や輪郭に沿って漂う黒や白。時に金色であったりして」
彡(ﾟ)(ﾟ)「そして、ズズズやゴゴゴといった効果音と共に描かれるやつや」
彡(-)(-)「でも実際のところ、そんなオーラは存在しない」 彡(ﾟ)(ﾟ)「それらはあくまで、演出の手法の一つでありフィクションでしかない」
彡(ﾟ)(ﾟ)「でも原ちゃんには明らかに、その何かが見えているとしか思えないんや」
あれは、年に一度の能力者たちが一堂に会するトーナメントが行われたときのことや。
名の知れた能力者たちの中にあって、優勝したのは
誰一人注目していなかった新参者の小僧やった。
同時に開かれた賭場で、多くのオケラが涙する中、一人勝ちした原ちゃんは莫大な小遣いに高笑いしていた。 誰一人としてダークホースの存在を知らなかったが、原ちゃんだけは新参者の強さを知っていた。
それこそが、原ちゃんには皆には見えない何かが見えているとワイが考える根拠やった。
（´・ω・｀）「昔はさ、今ほど和気あいあいとした感じじゃなかったんだよ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「能力者たちが現れた黎明期の話か？」
（´・ω・｀）「そうそう。急に手に入れた能力で、無茶苦茶やる奴が多かったわけ」
（´・ω・｀）「それこそ、殺し殺されが当たり前だった」 彡(ﾟ)(ﾟ)「最近、能力を手に入れたばかりのワイは知らない時代の話や」
（´・ω・｀）「そんな時代を生き残るにはさ、相手の力量をはかる目が必要だったんだ」
（´・ω・｀）「いや、そういう時代を生き残ってきたから目が養われたと言った方が正しいか」
彡(ﾟ)(ﾟ)「原ちゃんの目には、やっぱオーラみたいのが見えてるんか？」
（´・ω・｀）「見えているわけないでしょ」 （´・ω・｀）「例えば体幹や足の運びである程度の格闘技経験は察せるよね」
彡(ﾟ)(ﾟ)「まあ、多少は」
（´・ω・｀）「だが、能力者との戦いにおいて格闘技経験はさほど重要ではない」
（´・ω・｀）「結局は、能力の強度と応用度に尽きるからな」
彡(ﾟ)(ﾟ)「じゃあ、結局どうやって強さを見てるんや？」
（´・ω・｀）「勘だよ」 彡(ﾟ)(ﾟ)「はあ？」
（´・ω・｀）「つまるところは勘なんだよ」
（´・ω・｀）「まあ、そういうのは命の覚悟が必要な強敵と相対していけば、そのうち身につくさ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「経験をつめってことか」
（´・ω・｀）「ただし、気を付けてね」
（´・ω・｀）「強さを見るなんて言っても、あくまで勘だから。外れることもある」 彡(ﾟ)(ﾟ)「なんや、結局―――」
（´・ω・｀）「そう。結局のところやってみなきゃわからねえってことだよ」 ◆
そう、ボクの余計な一言がお兄ちゃんの暴走を誘った。
どんな相手だろうと『やってみなきゃわからない』。そんなことを言うべきではなかった。
この惨劇は、結果としてボク自身が招いたものだった。
頭を失ったことで首から噴出した奴の血が、ポツポツと雨のように降り注ぎ始めた。
まるで獣の雄たけびを思わせるが鈍く低い轟音が、空気を震わせる。
彡(●)(●) 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！」
それは、お兄ちゃんの勝鬨の声だった。 その右手には、胴から千切られてしまった殺人鬼の頭が握られている。
ぼくは確かに、あの殺人鬼から強者のそれを感じ取った。
しかし、実際はお兄ちゃんの強さがそれを圧倒した。
だがもし、お兄ちゃんの方が弱かったら？ お兄ちゃんがあの殺人鬼に殺されていたら。
それは、お兄ちゃんを止められなかったボクの責任だ。
いや、もはやここに至ってそれらを悔いても仕方はない。次、気を付ければよいだけだ。
現実に、殺人鬼は倒され街に平和が訪れた。今は、素直にそのことを喜ぼう。 ふと、このアホで、三下気質で最強の男との出会いを思い出す。
こいつがヤンキーに囲まれていた時
ボクが割って入ってなければ武装ヤンキーの大半は命を落としていたであろう。
半泣きで拳を振るい続けるお兄ちゃんに
まだ能力のない一般人であった男にぼくは強者のそれを感じ取った。
そして、あの能力者トーナメントでの再会。
どこで覚えたのか能力者となったお兄ちゃんを視線の端に捕らえただけで
ボクは戦慄し恥も外聞もなく失禁した。
そして、その代わりに貯金の全てを、お兄ちゃんに一点賭けしボクは億万長者となった。 恐ろしいことに、お兄ちゃんにはまだまだ伸びしろがあった。
仲間に誘ったのは、お兄ちゃんに能力者としての矜持を身につけさせ
更なる高みを目指してほしかったからだ。
血の雨がやみ、空を見上げた。
もしかすると、お兄ちゃんは生涯にわたって強者を見分ける目を
身に着けることはできないかもしれない。
お兄ちゃんが命を落とす覚悟が必要な敵なんてボクの知る限り存在しない。
目を育てる経験なんて積みようがないのだ。 いや、そもそもお兄ちゃんには強者を見分ける目すら必要ないのだろう。
なぜならお兄ちゃんは、ボクの制止すらきかず強者に立ち向かわずにはいられない。
やってみなきゃわからねえ男なのだから。
おわり 元ネタ
「見ただけで敵の強さがわかる奴って何が見えてるの？」
ncode.syosetu.com/n8097hr/ 彡 (゜) (゜) "Nahhara-chan, stop hunting" murderer "and go to the girls hunt."
\\\
(⌒ \ / ⌒ ヽ
\ ヽ ヽ (# ´ ・ ω ・) "Stupid sauce"
(MJ ⌒ \
No ∩ //
(|. | () () Mi
/ \ 丿 | Tsumi "I'm sorry"
(To ___ _ ノ ゝ ＿ ＿ ノ
(´ ・ ω ・ ｀) "Even though I'm in a situation where I'm sick, I'm even more angry when I'm dealing with my older brother."
(´ ・ ω ・ ｀) "Psychopath shit guy who uses his abilities to kill both talented people and ordinary people"
(´ ・ ω ・ ｀) "Commonly known as" murderer ". It's already been 6 days since we started chasing the murderer."
(´ ・ ω ・ ｀) "Don't you feel anything about the increasing number of victims during that time?" 彡 (゜) (^) "If girls hunt is not good, how about yankee hunting?"
彡 (^) (^) "Let's throw away those who were messed up by stress release"
(´ ・ ω ・ ｀) "I brought it because I thought I had a sense of land."
(´ ・ ω ・ ｀) "If this is the case, my brother would leave it."
(´ ・ ω ・ ｀) "On the contrary, I'm starting to regret even having my older brother join me."
On that rainy day, my brother who was half-crying surrounded by many armed Yankees.
"I have no choice but to look at righteousness," I rescued.
He wouldn't have been free if left alone, but he should have left this stupid. It was around here that I rescued my brother.
The "scattered guys" that my brother says are probably the armed Yankees.
With the newly acquired ability, I'm dying to immerse myself in a sense of superiority against the Yankees.
(´ ・ ω ・ ｀) "It's what Mishita does to use his abilities against ordinary people."
彡 (-) (-) "Hey, Mishita will do it. I understand."
When I glanced down, my older brother was not dissatisfied, but rather exposed a vulgar grin.
/ Б ヽ / б ヽ
.//// Nimihe
Person _ _ entry _ _ no ヾ mimi mimi
_____ / Mimi Mimi Mimi
He, ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
ヽ ─ ～～ － ～- ヽ
_____ No'Mirimimi
<￣￣ __ ヾ Mimi Mimi
￣￣ \ ヾ Mimi Mimi (´ ・ ω ・ ｀) (Contrary to words, I'll do whatever I want if my surveillance is solved)
(´ ・ ω ・ ｀) "Hey brother --- killing !?"
The moment I opened my mouth to rebuke him, the air around me suddenly became tense.
It feels like a tingling and weak electricity flows around the neck.
Slowly turning around, the long-awaited psychopath shit stood there.
(◆'ω' ●)
A clown costume with black and white plaid and flashy colors such as red and yellow scattered throughout the body.
A sword with a large curved blade is held in both hands one by one.
(´ ・ ω ・ ｀) "Why couldn't I find such a prominent person?" The murderer is directing a strong murder with a grin and an eerie smile.
Behind me, the older brother who noticed the murder screamed in joy.
彡 (^) (^) "Uhhhh! I finally found it, murderer-san."
I controlled my brother, who was about to step forward, with his right hand.
彡 (゜) (゜) "What Hara-chan"
Cold sweat oozes on my forehead. His fingertips tremble and goose bumps all over his body.
All my sensory organs, wild instincts, were telling me.
The murderer in front of me is a strong enemy. To be honest, I don't feel like winning 1mg. (´ ・ ω ・ ｀) "Because I'm going to stop here, my brother is calling my friends!"
彡 (゜) (゜) "Why. Let's do it with our prey and two people."
(´ ・ ω ・ ｀) "--- He is strong"
彡 (●) (●) "I don't know if I should do that!"
Shaking off my restraint, my brother jumps into a murderer.
Clothes torn to pieces, crushed hands and feet, blood splatters.
A murder show of a murderer who couldn't stop.
I could only close my mouth and look down at the brutal sight that spreads in front of me. ◆
彡 (゜) (゜) "What do you see when you can see the strength of the enemy just by looking at it?"
(´ ・ ω ・ ｀) "Don't ask me anything difficult"
彡 (-) (-) "I'm listening because it's difficult"
彡 (゜) (゜) "See, it's common in manga. The one who is afraid of the aura emitted by strong enemies."
彡 (゜) (゜) "Black and white drifting behind and along the contours of strong enemies. Sometimes they are golden."
彡 (゜) (゜) "And the guy drawn with sound effects such as Zuzuzu and Gogogo"
彡 (-) (-) "But in reality, such an aura does not exist." 彡 (゜) (゜) "They are just one of the production methods and only fiction."
彡 (゜) (゜) "But Hara-chan clearly thinks that something is visible."
That was when a tournament was held once a year where talented people gathered together.
Among the well-known talents, the one who won the championship
I did a newcomer kid who wasn't paying attention to anyone.
At the gambling house that was opened at the same time, while many mole crickets were weeping, Hara-chan, who won by himself, was laughing at a huge amount of pocket money. No one knew about the existence of the dark horse, but only Hara knew the strength of the newcomer.
That is the reason why Wai thinks that Hara can see something that everyone cannot see.
(´ ・ ω ・ ｀) "In the old days, it wasn't as friendly as it is now."
彡 (゜) (゜) "Is it the story of the early days when talented people appeared?"
(´ ・ ω ・ ｀) "Oh yeah. There were a lot of people who were crazy about the ability they got suddenly."
(´ ・ ω ・ ｀) "That was the norm for being killed." 彡 (゜) (゜) "The story of an era when Wai, who just acquired the ability recently, does not know."
(´ ・ ω ・ ｀) "To survive in such an era, I needed an eye to measure the ability of the other party."
(´ ・ ω ・ ｀) "No, is it correct to say that my eyes were nourished because I survived such an era?"
彡 (゜) (゜) "Do you see something like an aura in Hara's eyes?"
(´ ・ ω ・ ｀) "You can't see it, right?" (´ ・ ω ・ ｀) "For example, you can guess a certain amount of martial arts experience by walking your trunk and legs."
彡 (゜) (゜) "Well, a little"
(´ ・ ω ・ ｀) "But martial arts experience is not so important in the fight against talented people."
(´ ・ ω ・ ｀) "In the end, it's all about the strength and applicability of the ability."
彡 (゜) (゜) "Then, how do you see the strength after all?"
(´ ・ ω ・ ｀) "It's a hunch." 彡 (゜) (゜) "Huh?"
(´ ・ ω ・ ｀) "I don't know what it's all about."
(´ ・ ω ・ ｀) "Well, if you face a strong enemy who needs to be prepared for life, you will soon acquire it."
彡 (゜) (゜) "Is it a matter of experience?"
(´ ・ ω ・ ｀) "But be careful"
(´ ・ ω ・ ｀) "Even if you look at the strength, it's just a hunch. It may come off." 彡 (゜) (゜) "Well, after all ---"
(´ ・ ω ・ ｀) "Yes. After all, I don't know if I should do it." ◆
Yes, my extra word invited my brother to run away.
No matter what kind of person he is, "I don't know if I should do it." I shouldn't have said that.
As a result, this tragedy was my own invitation.
His blood spewed from his neck as he lost his head began to pour like rain.
The dull, low roar, reminiscent of the beast's roar, shakes the air.
彡 (●) (●) "Ooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo
It was the voice of my brother Katsushika. In his right hand is the head of a murderer who has been torn from his torso.
I certainly felt that of a strong man from that murderer.
However, in reality, the strength of his older brother overwhelmed it.
But what if your brother was weaker? If my brother was killed by that murderer.
It's my responsibility that I couldn't stop my brother.
No, I can't help but regret them anymore. Next, you just have to be careful.
In reality, the murderer was defeated and peace came to the city. Now, I'm obediently pleased with that. Suddenly, this stupid reminds me of an encounter with the strongest man with a temperament of Mishita.
When this guy was surrounded by yankees
Most of the armed Yankees would have died if I hadn't broken in.
To the older brother who keeps waving his fist with half crying
I felt that of a strong man to a man who was an ordinary person who was not yet capable.
And reunion at that talented tournament.
Just by catching the older brother who became a talented person at the end of the line of sight
I was incontinent without any shame or hearing.
And instead, I bet all of his savings on my brother and I became a millionaire. Frighteningly, my brother still had a lot of room to grow.
What I invited my friends to do was to make my brother acquire the pride as a talented person.
He wanted him to go even higher.
The rain of blood stopped and I looked up at the sky.
Perhaps the older brother has an eye to distinguish the strong man throughout his life
He may not be able to wear it.
As far as I know, there are no enemies that my brother needs to be prepared to die.
There is no way to gain the experience of raising eyes. No, in the first place, the older brother doesn't even need to distinguish the strong man.
Because my older brother can't help but stand up to the strong man without even stopping me.
He's a man who doesn't know what to do.
end 彡(゜)(゜)「なはちゃん、狩りはやめて」殺人鬼「女狩りに行ってこい
\\\
(⌒ \ / ⌒ ヽ
\ ヽ(#・ω・)ノ "バカソース"
(MJ ⌒ヽ
ノ ∩ //
(|.| () () ミ
(/ ﾟДﾟ)ノ ＼ ツミ "ごめんなさい"
(ト__ノゝ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
(´・ω・`) "体調が悪い状況でも、お兄ちゃん相手だと余計に怒る"
(´・ω・`) "能力を使って才能ある人間も普通の人間も殺すサイコパス糞野郎"
(´・ω・`) "通称 "人殺し"。殺人鬼を追い始めてから既に6日が経過している。"
(´・ω・`) "その間、被害者が増えていることに何も感じないのだろうか？" 彡 (゜) (^) "女子狩りがダメならヤンキー狩りはどうですか？"
彡 (^) (^) "ストレス発散でぐちゃぐちゃになった人は捨てましょう"
(´・ω・`) "土地勘があると思ったから持ってきた"
(´・ω・`) "これなら弟が置いていくだろう"
(´・ω・`) "逆に兄を参加させた事すら後悔し始めてる。"
あの雨の日、たくさんの武装ヤンキーに囲まれて半泣きになっていた兄が
"正義の味方を見ているしかない "と救いの手を差し伸べた。
放っておいてもタダでは済まないが、こんなバカは放っておけばよかったのだ。 弟を救出したのもこの辺りだった。
兄の言う「散々な奴ら」とは、おそらく武装したヤンキーのことだろう。
新しく手に入れた能力で、ヤンキーに対する優越感に浸りたくてたまらない。
(´・ω・`) "一般人相手に能力を使うのは三下のやることだ。"
彡 (-) (-) "おい、三下はやるぞ。(´・ω・｀) "わかったよ。
ちらりと視線を落とすと、兄は不満げにではなく、下品な笑みを露わにした。
/ Б ヽ / б ヽ
.//// ニミヘ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ ミミミミミミ
ヽ ───────────────────────────── - - - ヽ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノミリミミ
< ￣￣ __ ヾ ミミミミミミミ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ミミミミミミミ (´・ω・`) （言葉とは裏腹に、監視が解ければ何でもする）
(´・ω・`) "おい兄貴---殺す気か！？"
窘めようと口を開いた瞬間、周囲の空気が急に張り詰めた。
首筋にピリピリと弱い電気が流れるような感じ。
ゆっくりと振り向くと、待ちに待ったサイコパスの糞が立っていた。
(◆'ω' ●)
黒と白の格子柄に、赤や黄色などの派手な色を散りばめたピエロのコスチューム。
両手には大きく湾曲した刃を持つ剣が一本ずつ握られている。
(´・ω・`) "どうしてこんな目立つ人が見つからなかったんだろう？" ニヤニヤと不気味な笑みを浮かべながら、強烈な殺人を演出している犯人。
背後では殺人に気付いた兄が歓喜の声を上げている。
彡(^)(^)「うううううううううううううううううううううううううううううううやっと見つけたよ、殺人鬼さん"
私は前に出ようとする兄を右手で制した。
彡 (゜) (゜) "何原ちゃん"
額に冷や汗がにじむ。 指先が震え、全身に鳥肌が立つ。
私の全ての感覚器官、野生の本能が告げていた。
目の前の殺人鬼は強敵だ。 正直なところ、1mgも勝てる気がしない。 (´・ω・`) "ここでやめるから、お兄ちゃんが友達を呼んでるんだよ！"
彡(゜)(゜)「なんでや、うちの獲物と二人でやろうや。"
(´・ω・`) "---彼は強い"
彡 (●) (●) "そんなことしていいのか！？"
私の制止を振り切り、弟は殺人鬼に飛び込む。
バラバラに破かれた服、潰された手足、飛び散る血しぶき。
止まらない殺人鬼の殺人ショー。
目の前に広がる残酷な光景に、私はただ口を閉じて見下ろすことしかできなかった。 ◆
彡 (゜Д゜) (゜Д゜) "見ただけで敵の強さがわかるって何？"
(´・ω・`) "難しいことは聞かないで"
彡 (-) (-) "難しいから聞いてるんだ"
彡 (゜) (゜) 「ほら、マンガによくあるじゃないですか。強敵が放つオーラを怖がるやつ"(゜Д゜)
彡 (゜) (゜) "強敵の背後や輪郭に沿って漂う黒と白。金色に輝くこともある。"
彡 (゜) (゜) "そして、ズズズやゴゴゴなどの効果音で描かれた奴"
彡 (-) (-) "しかし、現実にはそんなオーラは存在しない。" 彡(゜)(゜)「それらは制作方法のひとつであり、あくまでフィクションに過ぎない」。
彡 (゜) (゜) "しかし原ちゃんは明らかに何かが見えていると考えている。"
それは、年に一度、実力者が集う大会が開催されていた時のこと。
有名なタレントの中で、優勝したのは
誰にも注目されない新人の子をやったんだ。
同時にオープンした賭博場では、多くのモグラたたきが泣く中、一人勝ちした原ちゃんが多額のお小遣いをもらって笑っていた。 ダークホースの存在を知る者はいなかったが、原だけは新人の強さを知っていた。
だからこそワイは、原には誰にも見えないものが見えていると思うのだ。
(´・ω・`) "昔は今みたいに仲良くはなかった"
彡(ﾟ)(ﾟ) "才能ある人が現れた初期の頃の話かな？"
(´・ω・`) "そうそう。いきなり手に入れた能力に狂喜乱舞する人がたくさんいたよ。"
(´・ω・`) "あれは殺されるのが当たり前だったんだよ。" 彡(゜)(゜)「最近能力を身につけたばかりのワイが知らない時代の話」彡(゜)(゜)(゜)(゜)ノ
(´・ω・`) "そんな時代を生き抜くために、相手の能力を測る目が必要だった。"
(´・ω・`) "いや、そんな時代を生き抜いたからこそ目が養われたってことでいいのかな？"
彡 (゜) (゜) "原さんの目にはオーラのようなものが見えますか？"
(´・ω・`) "見えませんよね？" (´・ω・`) "例えば、体幹や足の歩き方で、ある程度の武術の経験値を推測することができます。"
彡 (゜) (゜) "まあ、少しは"
(´・ω・`) "しかし、武道経験は実力者との戦いではそれほど重要ではない"
(´・ω・`) "結局は実力と応用力なんだよね"
彡(゜)(゜) "じゃあ、結局強さはどう見るんだ？"
(´・ω・`) "直感です" 彡 (゜Д゜) (゜Д゜) "ハァ?"
(´・ω・`) "なんだかなぁ "って感じです。
(´・ω・`) "まあ、人生覚悟が必要な強敵に立ち向かえば、すぐに身につくでしょう。"
彡 (゜) (゜) "経験値の問題かな？"
(´・ω・`) "ただし、注意すること"
(´・ω・`) "強度をみても、あくまで勘。外れるかもしれません。" 彡 (゜) (゜) "まあ、結局のところ---"
(´・ω・`) "そうだね。 結局、やるべきかどうかわからない。" ◆
そう、私の余計な一言が弟の家出を誘ったのだ。
どんな人であっても、"やるべきかどうかわからない"。 と言ってはいけなかったのです。
結果的に、この悲劇は私自身が招いたものだった。
首を失った彼の首から、血が雨のように降り注ぎ始めた。
獣の咆哮を思わせる鈍く低い咆哮が空気を震わせる。
彡(●)(●)「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
葛飾の兄の声でした。 右手には胴体から引きちぎられた殺人鬼の首がある。
その殺人鬼からは、確かに強者のそれを感じた。
しかし、実際には兄の強さがそれを圧倒していた。
しかし、もし兄の方が弱かったらどうでしょう。 もし、兄があの殺人鬼に殺されたとしたら。
兄を止められなかったのは私の責任です。
いや、もう後悔してもしかたがない。 次は、気をつければいいんです。
現実に、殺人鬼は倒され、街に平和が訪れました。 今は、素直に喜んでいる。 突然ですが、このバカで思い出したのが、三下気質な最強の男との出会いです。
こいつがヤンキーに囲まれたとき
俺が乱入しなければ武装ヤンキーのほとんどが死んでいた。
半泣きで拳を振り続ける兄ちゃんに
まだ実力のない凡人だった男に強者のそれを感じた。
そして、あの実力者揃いの大会での再会。
実力者となった兄を視界の端に捉えただけで
恥も外聞もなく失禁してしまった。
そして代わりに兄の貯金を全て賭け、私は大富豪になった。 恐ろしいことに、弟にはまだまだ伸びしろがあったのです。
仲間を誘ってやったのは、弟に才能ある人間としてのプライドを身につけさせることだった。
もっともっと上を目指してほしいということだった。
血の雨が止み、私は空を見上げる。
もしかしたら兄は、生涯を通じて強者を見分ける目を
つけていないのかもしれない。
私の知る限り、兄が死を覚悟しなければならないような敵はいない。
目を上げるという経験を積む方法がないのです。 いや、そもそも、兄は強者を見分ける必要すらない。
だって、兄は強者に対して、止めも刺さずに立ち向かわずにはいられないんだもの。
どうしたらいいかわからない男なんです。
おわり ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
