プーチン氏はモスクワで開かれたピョートル大帝生誕350周年を記念する展覧会を視察した後、
若手企業家を前に「彼(ピョートル大帝)がスウェーデンとの戦いで何かを奪ったかのような印象を受けるかもしれないが、何も奪っていない。奪い返しただけだ」と語った。

 また、ピョートル大帝がサンクトペテルブルク(St. Petersburg)を建設し、ロシアの首都と宣言した時には「欧州のいずれの国もその地をロシア領と認めなかった」と指摘。
「誰もがスウェーデン領とみなしていた。しかし、はるか昔からそこではスラブ人がフィン・ウゴル系民族と共に暮らしていた」と述べた。

 さらに「奪い返し、強くなる責務がわれわれにもある」と主張。「わが国は歴史の中で後退を余儀なくされこともあったが、
最終的には力を取り戻し、前進してきた」と語った。
https://www.afpbb.com/articles/fp/3409140