NATO事務総長、トルコの懸念は「正当」 北欧2国加盟、手続き遅れも
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北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は12日、トルコがフィンランドとスウェーデンによる「テロ組織支援」などを理由に両国のNATO加盟に反対していることについて、「正当な懸念だ」と理解を示した。トルコの懸念に真剣に向き合い、打開策を協議する必要性を訴えた。

 フィンランド南部ナーンタリで行ったニーニスト大統領との共同記者会見で発言した。ストルテンベルグ氏は、28日からマドリードで開くNATO首脳会議までに北欧2カ国の加盟手続きを進展させる意向を表明していたが、会見では「首脳会議が期限だったことはない」と指摘。想定よりさらに遅れる可能性を示唆した。