転職の面接での「何でもやります」発言が最悪な結果を生むワケ

転職の相談や面接で志望動機を聞かれて、「何でもやります」「どんな仕事でもできます」という答えは最悪です。キャリア相談のカウンセリングをしていると、時々こう言ってくる人がいるのです。

何でもやりますという答えは、10代の学生アルバイトが言うせりふです。「社会経験がない代わりに、やる気とフレッシュさで何にでも挑戦するので仕事を教えてください」というのなら通用しますが、30代になってのこのセリフはアピールポイントにはなり得ません。
逆に、仕事に対するポリシーも誇れるスキルもないと自分で宣言しているようなものです。

また、どんな仕事でもできますという答えは、その万能感はどこからくるのか、自分自身を高く見積もり過ぎていないかと相手の不信感を生みます。
自分を過小評価するのも良くないですが、あまりに自信たっぷりだと客観性がないという判断にもなってしまいます。

自分に何ができて何ができないか、等身大の自分というのを、やはり自己理解によって正確に把握しておく必要があります。

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