ガキィングゥワンチュインガンギンッ!!!!!グヂャァッ!!!
役人「遅くなって済まない、調子はどうだ?」

〜〜〜〜〜
刑務官「調子はどうだ?」聞き飽きたあいさつを背中に受けるワイ
刑務官「面会希望者が2人来てるぞ、片方は美人だ」
ワイ「……物好きもいるもんだ、しっかり目に焼き付けてオカズにするか」ムクリ

女「司法省のAよ、よろしく」
男「国防総省のBだ、よろしく」

女「当省を代表して貴方に謝罪します」あの事件──
ある有力者の子息が"無類の子供好き"で──
やむなく近隣の前科者を身代わりに──

ワイは全身の血が沸騰するのを感じた、そしてその怒気に怯えるスーツの奴ら

男「…我々は君にある契約をオファーしたい」
君の戦歴の記録を見せてもらった──
その並外れた強さを生かすチャンスを提供したい──

ワイ「いいぜ、乗った」やり場のない憤りを鎮めるにはそう答える他なかった

女「("契約"?フン口封じよ、生きて戻れるなら人外のモンスター)」
女「(えっ"モンスター"?あの男の眼……)」ゾクゥッ
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役人「調子はどうだ?」
ワイ「Bさんよォあんた俺を人間扱いしてくれるんだな」
役人「えっ?」ゾクッ
ワイ「前科とか関係なく普通に接してくれるんだなって言ってんだよ」
役人「…ハハッ契約の相手なら対等なのは当然だろ」