佐久長聖高校監督の高見澤勝は、高校生を指導する立場として、部活で厚底シューズを使用する際に配慮すべき点をこう表現する。

「まずシューズに関係なく、大学生や実業団なみのレベルの練習を高校生にやらせれば、記録は上がっていくものです。一方で高校生はまだ成長過程にあり、体ができていないため、それをやれば間違いなく故障します。そのリスクを負いながらもそうした練習を続けていけば、驚くような結果を残す選手も現れるかもしれません。しかし先々の競技生活に影響を及ぼすでしょう。