「吉野家の偉い人は牛丼をシャブにたとえていたけど、ホストクラブのほうがよっぽどヤバいですよ。
今回の問題が起きて、改めて『牛丼なんかよりホストのほうが依存性あるよね!』ってみんなで盛り上がってます」

そう笑うのは、歌舞伎町のホストクラブにハマって1年になるカリン(仮名・21)だ。
高校卒業後に北海道から上京し、一度はネイルサロンで働き始めたが、ホストへの出費がかさみ退職。
現在は歌舞伎町のデリヘルで働き、稼いだカネはホストに全額突っ込んでいる。

「私ももともとは『生娘』だったんですよ。でも、友達に誘われてたまたま行って以来、
ホストにどっぷりハマっちゃって……ホストクラブの依存性ってマジでヤバいんです。
街中でシャンパンコールのときに流れてる音楽を聞いただけでお店に行きたくなるし、
お酒飲んでたら金額とかどうでもよくなって、担当のホストに頼まれたら全部いいよって言っちゃう。
何度も『もう行かない!』『お金使わない!』って思ってるんですけど、数日後には気づいたら店にいる(笑)」