ボルネオで見つかった「謎のサル」は生態系からの警告かもしれない

発見された「謎のサル」は、遠縁にあたる2種のサルが混血した希少な例である可能性であることが、新たな研究論文で示唆された。

この研究によると、遠縁の種同士の交配は「野生ではほとんど観察されていない」という。
この混血のサルは、生態系のバランスが崩れていることを示す「警戒すべき徴候」である可能性が高いと、論文の著者らは述べている。

ボルネオ島で目撃された「謎のサル」は、遠縁にあたる2種のサルが混血した希少な例である可能性が高いと、International Journal of Primatologyに掲載された研究論文が示唆している。

マレーシアのボルネオ島キナバタンガン川の近くで目撃されたこの謎の霊長類は、同じ森林に生息する遠縁の2種、テングザルとシルバーラングールの子どもである可能性が高いと研究者は述べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ce1547c6e312c4dc5b3ee7061226e76266410ad
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