滋賀県警東近江署は18日、東近江市の会社員男性(50)が、出会い系サイトを通じて知り合った「女性」を名乗る者から投資話を持ちかけられ、現金合計2430万円をだまし取られた、と発表した。同署は多額詐欺事件として捜査している。

 同署によると、男性は昨年12月ごろ「女性」と知り合い、その後「FX(外国為替証拠金取引)に投資したら簡単にお金をためることができる」「結婚したらお互いの共有財産になるから」などとメッセージを受け取った。これを信じた男性は今年1月22日から振り込みを開始し、5月9日まで13回にわたって入金したという。