CNN) 米カリフォルニア州のディズニーランドと米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは24日までに、障害者が順番を待たずにアトラクションを利用できる制度を打ち切り、10月から新しい制度に切り替えることを明らかにした。

これまでの制度では、障害者に優先的にアトラクションを利用してもらうための「ゲストアシスタントカード」を発行していた。このカードを持っていれば、順番待ちの行列に並ぶことなく出口から入場できることもあった。

しかし米紙ニューヨーク・ポストは今年5月、この制度が一部の客に悪用されていると報道。ニューヨークの富裕層が障害者を金で雇って家族の一員のように見せかけ、行列を飛ばしていると伝えた。