セイキン「グバァ…(顔が寄生獣のように花状に割れ、真の姿を現す)」
HIKAKIN「よし…それでいい。疲れるだろう人間の姿は」
セイキン「メシ…メシ…」
HIKAKIN「ごはんか?ほら食べな、子供の内臓だよ。お前はこれしか食べられないもんな」ポイ
セイキン「ウメェ!!ウメェ!!」ムシャムシャガツガツグチャグチャ
HIKAKIN(俺が子供に人気のあるYouTuberになったのは…愛する兄であるセイキンの食料を手に入れやすくする為…いくらネットで聖人と言われようと俺は兄の為に手を汚してやる)

今日もHIKAKINは子供を笑顔にし続ける。
そしてその裏で、兄の為子供達の笑顔を消していく。

しかし次第にHIKAKINは子供達の笑顔にも、兄と同じように愛情を抱くようになってしまった。

愛する兄を守りたい、けれども子供の純粋な笑顔も守りたい。その二律背反に苦しめられたHIKAKINのサングラスはいつしか輝きを失っていた…