「イワンのような子供は何十人、何百人といる」  

「ヘルシンキ・インスティテュートとの作業の中で、ブチャの虐殺を体験して髪の毛が真っ白になった6歳の少年イワン(仮名)がいることも分かりました。
イワンのような少年が未来を取り戻せるよう支援していきたい。
ブチャの住民は栄養失調とロシア軍の残虐行為によるトラウマを抱えています。
食料、水、薬、治療が必要です」  

イワンは目の前で母親がロシア兵に何度もレイプされ、死んでいくのを見なければならなかった。
イワンの髪の毛は真っ白になり、言葉を発しなくなったという。  
「彼のような子供は何十人、何百人といるのです。ブチャ市長と協力してロシア軍の残虐行為で心に傷を負った子供たちのためのリハビリテーションセンターを設立することになりました」