北海道の知床半島の沖合で、観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故

・運航会社の桂田精一社長は記者会見で「4月22日に『KAZUⅠ』で豊田船長が他の運航会社の方と共に、海上の浮遊物を確認するために安全確認運航を行っております」と説明していた

・しかし運航会社の元従業員は、前日の安全確認のための運航には「出ていない」と元従業員が証言した

・沈没の原因について元従業員は「エンジンの調子が悪かったとは聞いていない。船底の傷、ひび割れは毎年あって、中に入った水を抜いていた」、「毎年、修理していたが、今年は間に合わず、修理せずに出航していた。豊田船長には『今季は間に合わないから、来季、船を陸に揚げたら修理しろ』と言った」、「毎年、水は溜まっていても、動いていたので、直接的な原因ではないかもしれない」とした

・「豊田船長は5人でやっていたような仕事を1人でやらされていた」とも話した