新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)に感染した生後7カ月の嬰児が在宅治療の途中で心停止を起こして病院に運ばれたが、ついに亡くなった。

20日、京畿道(キョンギド)消防災難本部によると、18日午後8時30分ごろ京畿道水原市長安区(スウォンシ・チャンアング)で生後7カ月の男児Aくんが「けいれんを起こしている」という通報が受け付けられた。通報者はAくんの親だった。Aくんは新型コロナに感染して在宅治療を受けていた。

救急隊が通報を受けた直後現場に到着したが、すでにAくんは心停止状態だったという。消防関係者は「(出動)隊員が心肺蘇生法を実施しながら心停止患者を受け入れられる病院を探した」と話した。

だが、オミクロン株の大流行で新型コロナ患者が急増したため、水原市内の医療機関へは搬送が難しかったという。消防当局は17キロメートルぐらい離れた安山(アンサン)地域のある大学病院の病床を確保した。Aくんを乗せた救急車両はこの日午後9時17分ごろ、安山大学病院に到着したが、Aくんは到着直ちに死亡(DOA)判定を受けた。警察はAくんの正確な死亡原因を調べている。

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