Objective-Cの美しさ

私は初めてObjective-Cに取り組んだ時(とは言っても2ヶ月前ですが)、この"@implementation"と
大括弧で囲む書き方にどうしても馴染めませんでした。
そもそも私の頭は十代から叩き込まれたCOBOLとアセンブラでガチガチになっていますので無理も無いですが。

ここを精神論で解釈して行くとObjective-Cの美しさが見えてきます。
重要なのは"囲み"です。

C++でのクラスの宣言を見てみましょう。
1 class Hello
2 {
3 public:
4 Hello();
5 void SayHello( void );
6 };


classキーワードの後に名称が続き、中括弧で囲まれた空間の中でメンバの宣言を行います。
これを私の"外見から得たイメージ図"で表現すると右記(fig1)のようになります。
中括弧というのは両端が鋭く尖っています。
これが重要です。
鋭く尖った突起が両サイドに付いている物体を見て何を思い浮かべますか?
手裏剣や旧日本軍の銃剣、竹槍・・・私は暴力的な物ばかりが浮かびます。
そう、C++のクラス宣言は暴力的で閉鎖的な血生臭い外見をしているのです

http://love-motif.com/article/art_13.shtml