大日本帝国「偶然やろ!w☺」


 死者310万人といわれる犠牲を出し、日本が焦土と化して終結した太平洋戦争。1941年12月8日の開戦から80年を前に、「インテリジェンスから見た太平洋戦争」(潮書房光人新社)が出版された。著者は、旧日本海軍の戦艦「大和」など戦史研究で知られる原勝洋さん(79)だ。「暗号が解読され続けた日本は、兵力数や配置が事前に知られ、米国に敗れ去った」と解説する。

 「日本海軍は真珠湾で勝ち誇り、慢心したのでしょう。米空母出現はミッドウェー攻略後だと思い込んでいた。その後も通信解析で飛行場の建設を察知した米軍がガダルカナル島に奇襲上陸するなど、すきを突かれ、待ち伏せ攻撃を受けた。海軍中央は、暗号が解かれるわけがないと主張していたが、日本は負け続けたのです」。