「どうせいずれは皆死ぬ」「それでも我々は天国に行ける」

ロシアTV、核攻撃前提のプロパガンダ?

テレビ司会者のウラジーミル・ソロビヨフは、
26日夜に放送された自身の番組
「ザ・イブニング・ウィズ・ウラジーミル・ソロビヨフ」の中で、
他の国々がロシアとウクライナの戦争に介入するのを阻止するためには、
核攻撃も一つの選択肢と考えざるを得ないと発言した。

「どうせいつかは死ぬ」というシモニャンの発言も、
この番組の中で飛び出したものだ。

米ニュースサイト「デーリー・ビースト」によれば、
シモニャンは番組の中で次のように述べた。

「個人的には、(目的を達成する)最も現実的な方法は第三次大戦だと思う。
ロシア国民や指導者のプーチン、
そしてこの国のしくみを考えれば、諦めることはあり得ない」

「それよりは、一発の核攻撃で全てが終わるという結末の方があり得ると思う。
考えると恐ろしいが、一方では、そういうものだと理解もしている」

この発言を受けてソロビヨフが
「それでも私たちは天国に行けるだろう。奴らはただ死ぬだけだが」と言うと、
シモニャンは視聴者にこう語りかけた。

「どうせ皆、いつかは死ぬんだから」

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/04/post-98596.php