0001風吹けば名無し
2022/04/28(木) 17:15:46.34ID:05LmDvBj0前衛隊長「確かそれなりの護衛もついているとか、一つの戦果を挙げれても少数が長期的に続くとは思えません」
将軍「と言ってるがどうする?」
なろう主人公「何もやたらめったら攻撃しようとは思いません。補給路への妨害工作や夜間の挑発、さらに帰りの手薄の時を狙い、敵後方にストレスを与えようと思います」
副将「ほう、行きはヨイヨイ帰りはコワいときたか(ニヤニヤ」
前衛隊長「しかしそれでは最終的に物資が届いてしまいます。おまけに送り狼するにしても後送される敵の負傷者を攻撃するのは騎士道的には賛成しません」
将軍「敵の後ろでパルチザンが発生すればそれだけ前衛の兵力が回されて戦力が削がれることになる。敵の数的優位が事実である以上隊長にとってはそう悪い話ではない。主人公の案を採用する」
副将「前衛隊長は敵前面への小競り合いを駆使してくれ。なるべく敵の疲労を早めるんだ」
前衛隊長(副将と主人公は口裏を合わせていましたわね……。敵といえど戦えぬ傷者を襲うのは気が引ける、なるべくこちら側の前線で負傷した捕虜を回収しますか。)