(続き)

(もしも思考盗聴が行われているとしたら)自分が窃盗犯ではないことを弁明すべきだと思い、俺は盗んでいないなどと頭の中で発言しようとしたが、なぜか逆に俺が盗んだと発言してしまった。
しばらくして、思考盗聴されているなら頑張ってごまかさないととつぶやいてしまった。これも上の階から反応があった(何の音かは失念した)
また、財布を盗んだとやってもいないことを呟いてしまった。
思考盗聴が行われていることと、やってもいないことを自白してしまっていること、この二重の状況を非常に恐れた。
私の内的な自由が強く侵害されたことに対してZ氏に対する激しい怒りを感じた。